[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
乾燥させ水分をなくしていますので、100グラム中と言っても、粒数においては、乾燥させたほうは、ずっと多いことになります。
このような理由から乾燥ブルーベリーのほうは、有効成分が凝縮されているということです。
乾燥ブルーベリーは、どのようにして作られるのかと言いますと、一番多い方法が、天日干しだそうです。
そのほかにも、人工乾燥では、熱風で乾燥させたり、真空で乾燥させたり、凍結して乾燥させる方法もあります。
天日干しすることは、特別な機械も要りませんし、生産コストも安いため、多くの地域で行われています。
特に、ブルーベリーの果実が収穫できる時期に、雨が少ない地域においては、天日干し方法が採用されています。
コストはかかりませんが、天候に左右されることが多く、完成した製品としての質が均一になりにくいというデメリットもあります。
それらをカバーするために行われていることが人工乾燥です。
熱風乾燥は、熱風を当てて果実を乾燥させるというもので、一般的に65度の熱風を24時間当てると完成するそうです。
真空乾燥は、乾燥室の内部を蒸気パイプなどで加熱して、室内の空気を減圧して加工する方法です。
凍結乾燥は、事前に冷凍しておいたブルーベリーを真空の状態におき、水分を一気にとばして加工する方法です。
これらの人工乾燥によって、私たちは一年中、ブルーベリーを楽しむことができます。
果物には旬があり、採れる時期も限られていますから、生の果実として、一年中、ブルーベリーを食べることはどうしても難しいことです。
みなさんは、ブルーベリーをどのような形で食べたことがありますか。
ほとんどの方は、生のブルーベリーや、ジャムなど加工品として、食べた経験があると思います。
スイーツやデザートで使われている、タルトになったブルーベリーですとか、アイスクリームになったブルーベリーなども美味しいですよね。
また、生のブルーベリーをパフェにしたものが、旬の時期には楽しめますよね。
では、みなさんは、乾燥ブルーベリーを食べたことがありますか。
ドライブルーベリーと呼ばれているものですが、この乾燥させたブルーベリーは、すべてにおいて、とても優れていると言われているのです。
生のブルーベリーに比べて、果実を乾燥させることにより、なんと、アントシアニン量が、圧倒する数値にアップします。
また、乾燥させたブルーベリーのすごさは、アントシアニン量だけではありません。
食物繊維もブルーベリーの有効成分と言われていますが、それも驚くほどアップするのです。
生の果実では、100グラムのなかに含まれている食物繊維は、およそ4グラムであり、この量自体、他のフルーツと比べて断然多いです。
ですが、乾燥ブルーベリー100グラム中には、なんと、12.4グラムの食物繊維が含まれています。
このように、アントシアニン色素にしても、食物繊維にしても、生より乾燥ブルーベリーのほうが含有量の多い理由は、どのようなことなのでしょうか。
果物を乾燥することによって、含まれていた水分が失われますので、1粒あたりの重量が軽くなります。
ローブッシュブルーベリーの樹の高さは15センチから40センチと低めで、実は小さいですが、加工に適しているので、ジャムや、ソース、また、ドライフルーツなどに使われることが多い種類です。
野生種である、ワイルドブルーベリーは、北ヨーロッパに自生しているビルベリーと、アメリカ北東部、カナダ東部にかけて広く自生しています。
また、ビルベリーは目に良い成分が豊富に含まれているので、サプリメントの原料として使われているほか、ヨーロッパでは医薬品にもなっています。
一方、ローブッシュブルーベリーは風味が良いため、ジャムや、ジュース、シロップ漬け、お菓子、ワインなど、加工品の原料として利用されています。
冷凍果実は海外輸出もされていますので、その中で、日本には年間で1万トン以上のブルーベリーの輸入があります。
栽培種のブルーベリーは、20世紀はじめに、アメリカ農務省によって、ワイルドブルーベリーから栽培種に改良されたものです。
その後も、品種改良を重ねたことで、天候による適応力や、土壌条件にも強くなったことで、栽培がしやすくなっています。
その上、害虫にも強い品種へと、日々、改良がされています。
風味が良いブルーベリーの果実はわりと粒が大きいため、機械で収穫作業を行うこともあります。
私も普段、スーパーで購入したブルーベリーや、ファミレスのデザートに使われているブルーベリーの種類など、食べる際に考えたことはありません。
ですが、調べてみると、ブルーベリーにもいろいろな種類があることがわかりました。
粒の大きさによっても、わかるようなので、「今日、食べたブルーベリーは何の品種かな?」とか、疑問を持って調べてみることも楽しみですね。
ブルーベリーの味が良いものは、サザンハイブッシュ系ですと、「オニール」です。
ラビットアイ系のなかでは「デライト」が美味しいです。
みなさんもご自宅でブルーベリーを育てている方もいらっしゃると思います。
枝や葉も可愛らしいブルーベリーは家庭菜園や、ガーデニングにも人気があります。
最近では、ホームセンターなどでも苗をみかけることが多くなってきました。
ホームセンターで売られているブルーベリーの苗木は、ラビットアイ系の「ティフブルー」、または、「ホームベル」などの種類が多いです。
ビルベリーは、北ヨーロッパの代表的な野生種です。
果実の直径が6ミリから8ミリあり、特徴としては、果肉が軟らかく、酸味が強いです。
ブルーベリーと節が違っているので、厳密に区別すると、ブルーベリーとは違う品種に区別されることもあります。
ですが、生育状態や粒の大きさがブルーベリーと酷似しているので、一般にローブッシュブルーベリーの一種としてあつかわれています。
ビルベリーは、果肉の中まで、青紫の色素が濃い品種です。
青紫色の天然色素と言えば、ブルーベリーの中の有効成分である、「アントシアニン」ですから、その含有量が非常に多い品種でもあります。
そのため、ヒルベリーは、医薬品やサプリ生成のエキスとしても利用されています。
また、ローブッシュブルーベリーは、ワイルドブルーベリーとも呼ばれ、アメリカやカナダに自生しているブルーベリーです。
この中で、いくつかの品種がすでに日本にも出回っていますが、栽培はほとんどされていないようです。
大きく分けますと、「ノーザンハイブッシュ」、「サザンハイブッシュ」、それから、「ハーフハイブッシュ」、また、「ラビットアイ」の4種類です。
種類別にその特徴を説明しますと、「ノーザンハイブッシュ」は、特に寒冷地向けの品種であり、果実はやや大きめで風味も、味も良く、品質がよいです。
乾燥に弱い品種なので、日本ですと、長野から北関東より北の寒冷地などで、栽培されています。
「サザンハイブッシュ」は、ブルーベリーの中でも、温暖地向けに改良された品種です。
暑さに強いサザンハイブッシュは、寒さと乾燥に弱いと言う特徴があります。
日本では、関東より西の太平洋側、また、西日本での栽培に適しています。
また、「ハーフハイブッシュ」は、極寒冷地向けのブルーベリーです。
日本は、この種類の栽培には適していません。
「ラビットアイ」と言うブルーベリーの種類は、温暖地向けです。
晩生種と言われる、主に7月中旬以降に収穫される種類です。
ハイブッシュより栽培しやすい品種でもありますので、日本では関東より南が栽培に適しています。
品種によって、収穫時期も違っているので、6月から9月くらいまでと言う、わりと長い期間、ブルーベリーが収穫できるという楽しさもあるでしょう。
味の良い品種はどれかと言えば、ノーザンハイブッシュ系のブルーベリーの中では「エリザベス、パトリオット」でしょう。