ブルーベリーってどんなベリー？

みなさんは、ベリー類のフルーツと言えば、真っ先に何を思い出しますか？
ベリーと言えば、「ブルーベリー」を想像する方も多いと思います。
もちろん、イチゴもストロベリーですが、他にもラズベリーや、ブラックベリーなどもありますよね。

さて、ブルーベリーと言えば、健康にも目にも良い食材ということで、近年、まだまだ続いている健康ブームで話題に上がっている果物です。
一口にブルーベリーと言っても、種類はなんと200種もあるそうです。
200種類あるブルーベリーの中でも、また大きく分類されています。

そもそも、ブルーベリーの歴史のスタートは、1620年と言われています。
ヨーロッパ大陸からアメリカ本土に、移住してきた人たちが、ネイティブアメリカンから分けてもらい食べた、乾燥させたブルーベリーや、シロップが、歴史の始まりとされています。
野生種のブルーベリーは、昔から、ネイティブアメリカンにとっては、食生活に欠かせない果物でした。
昔は、当然ながら、医学的証拠がなかったわけですが、それでも、ブルーベリーはビタミンの摂取源として、重宝されてきたようです。
移住民の人びとは、この野生種のブルーベリーのおかげで、厳しい冬の寒さと飢えから、身を守り生き延びることができたそうです。
このようなエピソードから、アメリカではブルーベリーのことを、命の恩人と呼ぶ人もいます。
これがきっかけとなり、野生種のブルーベリーが、以後、食用としての果実となり、広まっていったのです。

ブルーベリーの栄養の話

ここで、実際にブルーベリー100グラム中に含まれている栄養素を数字にしてみましょう。
ビタミンB1が0.03ミリグラム、カリウムが70ミリグラム、ビタミンB2が0.03ミリグラム、カルシウムが8ミリグラム、ナイアシンが0.2ミリグラム。
それから、マグネシウムが5ミリグラム、ビタミンB6が0.05ミリグラム、リンが9ミリグラム、葉酸が12マイクログラム、鉄が0.2ミリグラム。
また、ビタミンCが9ミリグラム、亜鉛が0.1ミリグラム、ビタミンEが1.7ミリグラム、マンガンが0.26ミリグラム、ベータカロチンが55マイクログラムです。

数字をご覧になってもおわかりのように、ブルーベリーには、日本人が普段、不足しがちだと言われている栄養素がたっぷりと含まれています。
ですから、普段の食事だけでは取り切れない栄養補給にもぴったりなのです。
食事の後の、デザートにブルーベリーを食べても良いでしょうし、普段からサプリメントを使っても良いでしょう。
サプリメントでしたら、手軽に足りない栄養素を補給することができますよね。

一般には、「目に良い栄養」として知られているブルーベリーなので、「最近、目が疲れている」などの理由でブルーベリーのサプリメントなどを摂取している方も多いでしょう。
ですが、実は、それらを摂取しているうちに、知らず知らずのうちに、食物繊維やビタミン、ミネラルなども摂取しているということになります。
このように万能のブルーベリーですから、出来たら旬の果実を美味しく頂きたいですね。

ブルーベリーは万能スイーツ

みなさんは、ブルーベリーがお好きでしょうか。
そのまま食べても甘酸っぱくて、美味しいブルーベリーは、パイやケーキに使っても、また、デザートでアイスクリームやヨーグルトと一緒に食べても美味しいですよね。
ジャムにもなっていますし、サプリメントでも販売されていますし、お菓子にもなっています。
いろいろな形でブルーベリーを楽しめることが出来る現在ですが、このブルーベリーは美味しいだけではありません。
万能のブルーベリーですが、実は美味しいだけではなくて、栄養素がとても優れていることをご存知でしたでしょうか。

では、ブルーベリーに含まれている栄養素とは、どんなものなのでしょうか。
代表的な栄養素が、アントシアニンと呼ばれている色素成分です。
ブルーベリーはとても濃い青紫色をしていますし、美しい色ですよね。
それが、アントシアニンです。
この栄養素は、網膜のロドプシンが再合成することを促進する働きがあるので、ブルーベリーが目に良いと言われている理由です。
この栄養素を摂取することで、眼精疲労にも効果があることが広く知られていると思います。
ブルーベリーが栄養に優れていることは、それだけではありません。
ビタミンB群や、ビタミンC、それから、ビタミンEもカリウムも、食物繊維も含まれています。
また、ブルーベリーには、ミネラルが豊富に含まれていることも有名ですが、そのミネラルの中でも、特に亜鉛、マンガンなどは、ほかのベリー種の中では、ダントツに高い含有量です。